その翌日、東市から火事がおこって百千家を焼いたが、まずそれだけで消し止めた。(芝田録)

 紅衣の尼僧

 唐《とう》の宰相の賈耽《かたん》が朝《ちょう》よりしりぞいて自邸に帰ると、急に上東門の番卒を召して、厳重に言い渡した。「あしたの午《ひる》ごろ、変った色の人間が門に入ろうとしたら、容赦なく打ち叩け。打ち殺しても差し支えない」 門卒らはかしこまって待っていると、翌日の巳《み》の刻...

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 暫くして母屋《おもや》で、主人の哭《な》く声がきこえた。息子は死んだというのである。

 夜が明けて見ると、きのうの昼間に見た青い蛇がそこに斃《たお》れていた。旅人は主人の話の嘘でないことを初めてさとって、あつく礼を述べて立ち去った。 又こんな話もある。旅人が日暮れて宿に行き着くと、旅舎の主人と息子が客の荷物をじろじろと眺めている。その様子が怪しいので、ひそかに主人らの挙動をうかがっ...

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 南粤《なんえつ》の習いとして蠱毒呪詛《こどくじゅそ》をたっとび、それに因って人を殺し、又それによって人を救うこともある。もし人を殺そうとして仕損ずる時は、かえっておのれを斃《たお》すことがある。

   報寃蛇

 南粤《なんえつ》の習いとして蠱毒呪詛《こどくじゅそ》をたっとび、それに因って人を殺し、又それによって人を救うこともある。もし人を殺そうとして仕損ずる時は、かえっておのれを斃《たお》すことがある。 かつて南中に遊ぶ人があって、日盛りを歩いて林の下に休んでいる時、二尺ばかりの青い蛇を...

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